NO.2067
Re[3]: エントロピーの定義(いいかげん) |
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■投稿者/ 不離参
■投稿日/ 2000/12/07(Thu) 16:02:55
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> > > はじめまして、どうにも気になる事がありまして、質問します。 > > > 既出だったらごめんなさい。 > > > 質量保存の法則が成立するという過去ログの文章から推測していくとどう > > > しても矛盾が生じてしまいます。 > > > > > > 過去ログのは大体以下のような文章でした。 > > > > > > OVERSでの外世界からの介入は、情報だけ伝わって質量の移動は無いため質 > > > 量保存の法則が成立している。 > > > > > > 以下推測 > > > 1.情報が伝わったということは、介入先の世界ではエントロピーが減少し > > > ている。 > > > 2.エントロピーが減少してるということはその世界はエネルギーの総量が > > > たとえ同じでも閉鎖系ではない。 > > > 3.閉鎖系ではないのなら質量保存の法則は成立しない。 > > > > ここいらでエントロピーとはなにかをはっきりさせたほうがいいでしょうね。 > > (でないと、普通の人達が混乱してしまいます。) > > > > 世界の謎を追うハンターの中に、エントロピーの定義を言える方は > > いらっしゃいますか? > > > > 本格的な定義を書くとなると、かなり専門的な話になるので、というか、 > 熱力学の講義から1年も経った今では、覚えてないので、簡単に説明します。 > > エントロピーとは「乱雑さ」「無秩序さ」の大きさのことです。 > 例えば、熱した鉄球を水槽の中に入れると、周りの水に熱を奪われ、同じ温度に > なってしまいます。 > これを「エントロピーが増大した」といいます。 > > また、「エントロピーは増えることはあっても、減ることは絶対にありません」 > さっきの鉄球と水は同じ温度になった状態から、自然と最初の状態に戻ることはない > 、ということです。 > これを熱力学第2法則といいます。(ちなみに第1はエネルギー保存) > > ただ、この法則は閉鎖系、すなわち、外部とエネルギーのやり取りを一切しない系、 > でしか成立しません。 > 例えば、何らかの方法で鉄球のみに熱を加え、水温を一定に保つようにすれば、 > 最初の状態に戻すことができるでしょう。(技術的に可能かは別として) > > 上の > > > 2.エントロピーが減少してるということはその世界はエネルギーの総量が > > > たとえ同じでも閉鎖系ではない。 > は、ここからきているわけです。 > > …こんなところでしょうか。 > 質問、補足、突っ込み等お待ちしています。
どうも始めまして、不離参といいます。 ちょっと、失礼します。 エントロピーって良くわからなかったんですけど、それなら、エネルギー保存されるんではないでしょうか?
例えば、温度が同じ(エネルギー的に同位)な水が入った容器があるとします。 二つとも密閉されていて、外部から内部に、また逆にも影響を与えません。
しかし、この容器は、内部温度を外部に伝える機能と、その温度になるように水を分離する機能(WTG)をもっているものによって、つながっています。
さて、これで何が言えるかというと、温度を伝える側の部分温度(エントロピー)が変わると、伝えた側の容器でも部分温度(エントロピー)が変わります。
つまり、容器の部分温度が変わるということは、その温度を容器の中で平均化(熱循環)しようとします。
よって、エネルギーの移動は無いと思います。
間違いがあったら、ご指摘をお願いします。
…と、ここまで書いて来たんですが…。 もしや…。 |
記事NO.1898 のレス /
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