■投稿者/ 塚田深夜
■投稿日/ 2000/11/23(Thu) 13:55:18
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随分前の話になりますが、やがみさんによると芝村氏はセプテントリオンのことを「多世界間企業」、「唾棄すべき死の商人」と言っておられたそうです。 (もっとも、常時揮発中の私の記憶によるものですから当てにはなりませんが。死の商人という表現を使っていたことだけは、確かです。) 企業と言うものの目的を利潤を追求すること、と単純に仮定します。 異世界に介入し状況を操作すること、世界を統合すること。 この2項は企業の最も基本的な原則、利潤を追求せよ、に反しているように思われます。 そもそも、異世界に介入して得られるものは異世界の情報だけですし、異世界の情報と言うものは、第五世界のように特殊な環境下でなければ基本的には商品化できません。 そして、世界を統合したところで得られるものは、第一から第七までの世界に作った下部組織との統合によって醜く肥大した組織だけです(恐らく統合後には空前絶後のリストラが始まるでしょう) さて、今現在セプテントリオンが行っていることと利潤を追求すること、この二つが矛盾しないよう、僕はもう一つ仮定を付け加えます。 それは、統合された後、各世界を司る法則は統合されること無く並立する。 つまり、世界が統合された後は第七世界の神奈川県に相当する場所でも精霊回路が使えるようになる、と言うことです。 こうなると、もともと第六世界(でしたよね?)の技術である士翼号に第四世界の精霊回路による強化を施し、短所であった薄い装甲を運動性を下げることなく強化することが出来たりします。そういった、異世界の技術の融合を最も早く実行することが出来るのは何処か? ・・・セプテントリオンです。恐らく世界の統合後、逸早く技術の融合に成功したセプテントリオンはしばらくは市場を独占するでしょう。そのしばらくの間でセプテントリオンは巨万の富を手に入れることが出来るでしょう。 異文明間での交流が、平和的だったことなど数えるほどしかなかったことを思えば、統合後、最初に起きるものは恐らく大規模な戦争でしょうから。
・・・・以上、受験に疲れた一浪人生の妄想でした。 |
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