絢爛舞踏後の会話 ●強運を預かってきたイトリ 「火の国の宝剣に仕える、巫女神のイトリです。 主より強運を預かってきました。 「三姉妹の中でもっとも強い力の私を よく見えましたね。 さすが、もっとも新しい伝説。」 「この方は心優しく、勇気を知る方。 私は、この方を守護しようと 思っています。 速水:「…あの、ねえ。僕の肩、いや後ろ?」 イトリ:「安心して下さい。  この方は竜ではありません。  妹達がつく者も違うでしょう。」 速水:「なに、どこ?」 イトリ:「火の国の宝剣は、あなたが竜を倒すと 運命を決定しました。 それだけは、覚えておいてください。」 「あなたは最終的に、剣が決めた通りに 動くでしょう。 それが、剣という名の運命。」 「……幸運を。異世界の人。  火の国の宝剣が、そうお伝えしろと。」 速水:「ねえ、何か、僕の肩にいるの?」 (笑って首を振りました。) ●ののみの本名 「○○ちゃん、ちょっと聞いていいですか?」 「これ、なに?」 (戸籍 東原 のぞみ) 「えっとね。きのうになって、ゆーそーでとどいたのよ。」 「じゅうしょかわってたのに。にほのゆうびんやさんはえらいねぇ」 「ふえ、どーしたの?」 [1990年生まれのお母さんはいますか?  答え:いいえ。いません。] 「ふぇ、どーしたの?」 選択肢:[姉妹、いる?]-[ののみを漢字で書ける?] (ののみはふるふると首を振った) 選択肢:[倒れる。]-[もんどりうって倒れる。] 「そうしろって書いてあるの?」 (ののみじゃなくて、君の名はのぞみだ。  …と言いました。) (…) 「そーなんだぁ。  そういえばね。おとーさんが、ののちゃんは  あいしょーなのよっていってたの。」 「えっとね。うんとね。じゃあね、のぞみさんの  いみはなんていうんですか」 選択肢 [望みだから未来]-[望みだから希望]-[ひどい嘘を教える] (以下、[望みだから希望]を選択した場合) 「きぼう…きぼー。しってるのよ」 「むかしでもいまでもないところでしょう。  おとーさんがいってたのよ。」 「それが、せかいのせんたくだって。  わがいちぞくは、おまえもそのために  あるって。」 「すべてはみんなそこをむいているのよ。  それはすごいことなの。」 「おとーさんがね、はじめてあったときに、  すごいねって。ののちゃんはすごいねって。  …ほんとうだったんだぁ。」 「…うれしいなぁ。」 「うれしいなぁ。」 「そーかー。  ののみの名前は…いいなまえだね。  えへへっ。」 「おとーさんがね、ののちゃんが、  むかしでもいまでもないときが、どこか  わかったら、せかいはえらばれるって…。 「いつか、このことばのいみもわかるかな。  わかるといいなぁ。」 ●ののみ 「ふえ?なんで悲しんでいるのぉ… そーだ。えっとね。おめでとうなのよ。 えらいくんしょー、もらったんでしょう。 ●森 「機体性能の限界はとっくに超えていますね。  整備士は気味悪がってますよ。  …私は別に、そんなものは信じませんけど。」 ●善行 「貴方が現れることは、すなわち死を意味する…  絢爛舞踏。気をつけたほうがいいでしょう。  軍上層部はあなたを脅威に思っています。」 ●ヨーコ 「歴史変ワル時、転換点にあなたのヨウなひと  出るデス。・おとぎばなし見たことあるデす。  …あなたは絢爛舞踏ではなくて、英雄デすよ。」 ●田辺 「あ、あの今度サインください。 家に張って、魔よけにしますから。 …変なこと、言いましたか。私。」 ●茜 「フン、誰もがお前を恐れているようだな。 まあ、みんな、お前の戦いぶりを見ている からな。」 ●原 「…一つ聞いていい?絢爛舞踏さん。  整備の面から言って、あなたの働きは異常よ。  どうやってそんなありえないことが出来るの?」 ●滝川 「俺、がんばれば、あなたみたいになれるかな…  なんて思ったんですけど、無理みたいですね。  絢爛舞踏が相手じゃあ、かないっこない…。」 ●瀬戸口:愛だろ、愛(違) 「忘れるなよ。ラブ、だ。 愛こそすべて、愛こそ幸せ。 愛が世界を覆う時、愛は個人のものからみんなのものに生まれ変わる。 平和と言う、そりゃ立派な名前にな。 ラブだ。 いいか。最後の最後にお前を助けるのはラブだ。 ラブがあれば、お前のラブが、みんなを包んでいれば、最後の最後の 土壇場で愛は、答える。 愛は貯蓄じゃないが、贈り物だからな。 いつか巡り巡ってこっちに届くもんだ。 すべからく、人は愛という木にせっせと水をやる農夫のようなものだ。 木が育ち、皆が憩うために、人は息をするように水をやり、世話をする。 …お前の強い力を、愛のために使ってみろよ。 いいか、一生に一度しか言わない。 愛は許すことだ。 お前の力を、お前の敵を、お前と一緒にいる者を、お前の知らない人を 許すために使ってみろ。 …万物の精霊は、お前に殺させるために、お前と契約したわけじゃない。 お前がすべてを許すように、契約したんだ。 …ん、なんで俺が万物の精霊を知っているかだって? さてね、他にもお前みたいな奴がいたんだろ。 愛を知らず、失敗した…な。」 ●瀬戸口 「絢爛舞踏か。…俺は殺さないでくれよ。」 ●岩田 「フフフ、俗人のやっかみや恐れなど気にする  必要はありません。人は本能的に異能者を  恐れるのです。…それがたとえ、あなたでも。」 ●若宮:失踪した絢爛舞踏 「人類決戦存在HERO……絢爛舞踏。  その勲章を持つ者は、なぜだか、すぐ、  行方不明になる…。」 「俺は…、  いえ、自分は一度だけ、別の絢爛舞踏を  見たことがあります。 「失踪の、3日前でしたが。」 「…いや、なんだか、貴方に似ています。  その、私の肩の上あたりを、冷たい目で見る  感じが。」 「まさか、失踪するなんてないでしょうね。」 ●ミトリ1 (若宮の肩の上に、気の強そうな小神族が  乗っている。) ミトリ「…なんだ、文句があるのか?  私は竜を追ってきた、そなたの味方だぞ!」 若宮「なにか?」 笑って首を振りました。 ミトリ「伝説で行けば、先輩に向かって、もー。」 ●ミトリ2 (若宮の肩に乗った小神族が、立ち上がって  しゃべりかけている。) 「我ら幸運の女神が見るところ、田辺と、この  トーヘンボクと、あと速水は違うようだ。」 「…まあ、我らがついている人々と言えば  それまでだが。他を当たったが良いぞ。」 若宮「…えーと、その、なにか、俺の肩に?」 (笑って首を振りました。  軽く会釈して会話を終ります。) 「…ふん、そなたも分かってきたな!  今度から小さいのにもちゃんと挨拶するが  よいぞ。へへん!」 ●若宮 「最初は素直に喜んでいたが、怖くなった。  友達と思っていたのは化け物だったなんてな。  怒るな。絢爛舞踏を敵に回すつもりはないさ。 ●石津 「…空を飛ぶ…鳥…が…言っているわ…猫や…  …木が…あなたを…言っている…  …人類決戦存在HERO…機械の様な名前…。」 ●新井木 「…え、ええ、うん。元気元気。  (怖いものでも見る様にこちらを見た。)  じゃ、じゃあ用があるからッ。」 ●来須 「…幻獣が死ぬたびに、助かる命もある。  他人の言うことは、気にせんことだ。」 ●本田 「…なんだか、すげー奴と知り合いになっち  まったな。世界で五人しかいないんだぜ。  なんか平和な趣味でも持ったがよくないか?」 ●坂上 「正直言って、まさか絢爛舞踏が出るとは思っ  てませんでしたよ。私の教え子から。…いえ たまたま、私があなたの先生だった…ですか。」 ●遠坂 「…あなたは、大した化け物ですよ。  今まで一番強い幻獣より、よほど殺してま  すね。」 ●舞 「お前の選んだ道だ。気にするな。死を呼んで  舞う美しい化け物よ。人を守るために人で  ないものになったのだろう?」 ●芳野 「…なんだか…先生怖いわ…  話すときも、不意に無表情になるでしょう…  ごめんなさい。好きでやってるわけないわね。」 ●ブータ:ようこそ絢爛舞踏 (ブータは、二本足で立つと、こちらを見て  うやうやしく挨拶した。) 「ようこそ、絢爛舞踏。世界で最も新しき伝説。  新しい神。英雄の要請。あしきゆめと戦う者。  人類の守護者。我と我らは戦友を歓迎する。」 「我はブータニアス・ヌマ・ブフリコラ。  長靴の国より来る客人神(まれひとがみ)。  猫神族の英雄にして、最後の戦神だ。」 「…不思議そうな顔をするな。  本来戦神とは毛がふかふかで、ニャーとなく  もの。」 「ニャ、ニャニャ?」 「ピー、ガガーガガッガー  (ブータは顔をしかめた。)」 「…心を騒がせるな。人でありながら人で  なくなりし者。お前がすでに人の域を超えた  ように、我らもまた境界を越えたるもの。」 「限界を超えればその先にもまた、世界が広が  るが道理。猫を超えれば猫でなく、鉄を超え  れば鉄でない。そこにあるは伝説。伝説世界。」 「新しき者よ。昼が終れば夜が来るように、  われらもまたあしきゆめと戦うために  神話より戻ってきたのだ。」 「聞け。人類の敵が生まれようとしている。  なんじが幻獣と呼ぶあしきゆめ、その中で  最も強力なる者だ。」 「絢爛舞踏よ。我らは戦わねばならぬ。  あしきゆめを撃滅するは、いつの世もわれら  人外の伝説が役目。」 「探せ。絢爛舞踏よ。  敵は我らの近くにいる。探して、狩るのだ。  人の顔をしたあしきゆめを狩るのだ!」 ●ブータ:火の国の宝剣 ブータ「火の国の宝剣、マジックソード・オブ・ムル ブスベイヘルム。 「別名ドラグンバスターは、われら神族の  最強最高の武器だ。人と神族と、共に押し  流す運命をつむぐ品でもある。」 「そなた達が士魂号複座と呼ぶ、あの  巨人が腕にある精霊手。あれと並ぶ、な。」 「今やそなたと契約し、その配下となった  六千万の万物の精霊、その炎が告げている。  竜を許せと。この哀しみを終らせよと。」 「人の神族と、我ら猫の神族と、今また各地  より小神族と、天地の神々があしきゆめと  戦うために集まっている。」 「最後の戦いは、近い。」 「…ついに生きながら戦神になったな。  分かるだろう我らの言葉を。分かるはずだ。  …夜明けを待て。そこで話そう。」 ●ブータ:ひとのゆめ 「新しい人外の伝説よ。我らはひとのゆめ。  よきひとの素朴なるねがい。」 「よるがくれば太陽に替って月が出るように  ねがいが終るその時には神族が現れるが  道理。祈りが我ら伝説を集めておる。」 「竜を許せと。哀しみを終らせよと。」 「新しい伝説よ。そなたもまた、誰かに呼ばれ、  それに答える形で伝説となったのだ。  伝説は人のねがいにより生まれるゆえに。」 「我らは…、 「無垢なる子らが祈るその時に、あまりに強く、   見にくく生きるが故に、その守護者たる運命を  火の国の宝剣より与えられし戦士。」 「あしきゆめを撃滅するは、いつの世もわれら  人外の伝説が役目。」 「我らひとのゆめなれば、闇を払う銀の剣、  火の国の宝剣として子らのために振るわれる  が誇り。」 「誰にも見えぬとも伝説はそうして存在する。  やみにおびえる子を寝かすのは、やはり  やみのなかで聞かされる英雄達よ。」 ●ブータ:竜 「竜は…おそらく、人の中におろう。  お前は竜を見つけ、その正体をあばかねば  ならぬ。 「我ら伝説がひとのよきゆめであるように、  幻獣は…あしきゆめは、ひとの暗い想念に  よって召喚される。」 「その暗い想念を探すのだ。」 ●……とうとう 「…とうとう、ここまで来たな。  友よ。いや、今や戦友となった者よ。  だがわしは、そなたが人として  生をまっとうすることを、祈って  おったぞ。…一柱の、友としてな。」 「まあよい。我ら神族すら、運命のくびき  より逃れるはかなわぬ。  これも、火の国の宝剣が呼ぶ運命であろう。」 「…。」 ●ブータ:がんぱれーど、なにがし 「そなたは、歌が歌えるか。  歌えるのなら、歌ってくれぬか。」 選択肢 [歌う。]-[歌わない。] (以下、[歌う。]を選択) 「歌ってくれるか。  題は…がんぱれーど、なにがしだ。  ほれ、銀の剣という。」 (その心は闇を払う銀の剣  絶望と悲しみの海から生まれでて  戦友達の作った血の池で  涙で編んだ鎖を引き  悲しみで鍛えられた軍刀を振るう  どこかのだれかの未来のために  地に希望を 点に夢を取り戻そう  われらは そう 戦うために生まれてきた) 「…。」 「…なんだ、もう終りか?  良い歌だ。どうせなら、最後まで  歌えばよかろうに…。」 「わしはな、その歌が好きだよ。  その歌を頭から信じて歌うひとが好きだ。  その歌を好ましく思うわしが好きだ。」 「我らひとのゆめなれば、闇を払う銀の剣、  火の国の宝剣として子らのために振るわれる  が、唯一にして無二の誇り。」 「永遠の命賭けて戦うは、ただその誇りの  ため。」 「その歌は、我ら伝説をよくえがいておる。」 「願わくば、わしが運命から解き放たれて  死ぬその祝福された時に、その歌通り  雄々しく死ねるように…な。」 「さて…休みは終りだ。また暗き想念を持つ  竜を探そうぞ。」 ●狩谷:覚醒 「やれやれ…参ったよ。  まさか…まさか君が絢爛舞踏だなんてね。 「…いや、嘘だな。君は最初から僕を疑って  いた。そして近づいてきた。そうだろ? 「僕は騙されないよ。  なんと言っても、幻獣使いだからね。」 「フフフ…確かにそう考えれば、  全てが繋がるな。」 「人外の伝説か。」 「ずっと…遺伝子操作されていた可哀想な子供達と  戦っていたから、忘れていたよ。」 「ククク…。」 「本来、我らと戦うために運命が用意するのは、  お前達人の口から語られども、決して見える  ことはない人外の伝説だったな。」 「もっと喜んでくれたまえよ、絢爛舞踏。  強くなりすぎた故に、人でなくなった伝説よ。  何百年かぶりに、正と邪が揃ったのだ。」 「幻獣を埋める夢に、幻獣を殺すゆめ。  つく陣営は違っても、同じ人類が産んだ  全ての戦術を駆使する化け物同士…。」 「…よくも、よくも僕を裏切ったな!  僕の友情を踏みにじったな!絢爛舞踏!  強ければなんでも許されるつもりか! 「許さない!僕は許さないぞ!  お前達は皆同じだ!僕をあわれみ、あわれみ  ながら、僕から離れようとする!」 「させるか!させるかぁ!  あぶぶぶぶぶぶ!ころ、ころぶぅ!」 (一方その頃) 本田「な…なんだなんだ?  …幻獣!?幻獣だとお!」 坂上「…新型…いや、竜だな。」 芳野「ほ、本田先生!坂上先生…!  士魂号が、士魂号が…かっ、勝手に  動き出して…。」 坂上「校庭に…ですか。ええ、見えてますよ。  離れたほうがよさそうですね。本田先生も。  リューンが、集まってきますから。」 芳野「え、え?」 本田「うぉ?」 坂上「全ては、あの男の狙い通りか。」 坂上「生徒を出撃させてください。  あの状態の狩谷くんは、強い。  いかにOVERSとは言え、苦戦します。」 本田「…狩谷…狩谷だって!?」 坂上「詳しく説明する暇はない。  準竜師から許可は取ってあります。」 本田「く、くそ、芳野先生、頼みます。」 芳野「本田先生!どこに行くんですか!」 本田「手前の生徒が裏切り者だったとき、  最後にしてやれることは一つだけで  しょう!」 芳野「本田先生!」 坂上「無視しなさい。  こちらも急ぎましょう。」 芳野「え、あのでも…もうっ!」 ●アリアンのハッキング 本田「幻獣だとぉ!?  か狩谷が、あななななななな…ピッ。 本田「土壇場で間に合いましたね!  <アリアン>です。 「青から逃げ回りながらアクセスしていて、  キャラを選べなくてね。  すみません。」 「今、ハッキング中!」 「終わり!」 (機体、能力データ+256!  システムエラーB1245) (原因不明のパラメーター変更。  現在チェック中………………) (介入続行可能、プレイ継続。) 「世界が許す範囲で、あなたの期待と身体  パラメータを書き換えました。  気休めですが、竜と戦うんだ。」 「能力はどれだけあっても損じゃない。」 「まかせましたよ。ループを解いて。」 「…がらじゃないですがね。」 「広い世界だ。…もう二度と会うことはないで  しょうが、私は、あなたとこの世界を気に  入ってましたよ。」 「…。」 「もう、飛行機が来ました。今、空港なんです。  それじゃ、名前も知らない、だが同じ人達を  愛したプレイヤーに…。」 「チューリングとノイマンと、ゲイツ…。  それとあとまあ、その他いろいろ全部の、  幸運を!」 本田「は、俺は何してんだ?  そ、そうだ、うわあ幻獣だ!  くそ!狩谷がなんだって…。」 狩谷「殺す…ころぶぅぅぅぅ。」 芳野「全部隊!戦闘用意!」  あ、でも、手加減して!  痛いといけないから。…あ、なにを。」 坂上「手加減するな。殺せ。  …なに言ってるか、ですか?  生徒は知らなくて結構。」 「…○○くん。  全力で殺しなさい。  手加減できる相手じゃない。」 ●2ターン目 イベントフェイズ 本田「幻獣!?幻獣だとぉ?  狩谷が!そんな…。」 ●1回目のHP0 狩谷「ぼくの勝ちだな…なに?」 「くそ!なんだこの青い光は!」 ブータ「立て、伝説よ。お前の役割は終っておらぬ。  伝説は最後に、大逆転するものだろう。」 狩谷「…万物の精霊。  この期におよんで、まだ万物の精霊を呼ぶか!」 「人が太古に捨てた感傷まで動員して…。  そうしてまで僕が憎いか! ブータ「感傷ではない。ひとのゆめだ。  人が生きる時、夢がうまれる。暗い絶望と  嫉妬のゆめだ。」 「憎しみと後悔が産む、自分は罰せられるだろう  という、ゆめだ。」 「だが、それでもひとが生きようとするときに、  もう一つの夢がうまれる。  はかなく頼りないが、たしかに存在する夢だ。」 「どこかで誰かが自分を見守っている。  影で人知れず、あしきゆめと戦っている!  弱い自分だが、我もだれかのために戦おうと!」 「我ら神族は、その決意!存在せぬが、ひとが  信じるそれゆえに、血肉を与えられ、  あしきゆめと永劫に戦うよきひとのゆめ!」 「さもあるがように語られる、ありえない伝説。  だが、人が戦うには十分な理由!  人が人を信じるに十分な理由! 「され!あしきゆめよ! 夜がくれば朝が  来るように、希望と言ううすあかりと共に、  人の心に、よきゆめが戻ったのだ! 「世界は再び選択した!  生きようと!生きて再び明日をみようと!」 (ブータは若さを取り戻したかのようだった。  冬の後には、春が来るように、  雨の後に晴朗が来るように。) ブータ「○○!!」 「もっとも新しい伝説よ!人々の願いよ。  この悲しみを終らせる時が来た! 「生きる者と死んだ者達の願いを拳に託し!  万物の精霊となった昔のゆめを飲み込んで!  最強の伝説となったそのゲンコツで…」 「一発ギャフンと!大逆転してこい!」 狩谷「そんな物で人のありようが変わるか! ブータ「やってみてから言ってみろ!  いけぇ!中村!」 ●10ターン イベントフェイズ(一部、書き漏らしあり) 舞「戦えているではないか…  最強の幻獣と… 「そうか。奴は本当に  ???」 「ただの人間は、本当に自分自身の力と意志で、  血を吐きながら人を守るために人でない何かに  生まれ変わったのだな。」 「…そうか。」 「いけぇ!  ○○!!  そなたは人の守護者だろう!」 「今までそなたが積み上げてきた血からと技の  数々は!  この一戦のためにあったのだ!」 「ヒーローならヒーローらしく!  必ず最後は勝ってみせろ!」 ●二回目のHP0 ののみ「…」 (ののみは、空を見た  そして手をさし伸ばす。) 「むかしといまでないどこかがわかったのよ。  それはみらいなの。」 「いままでがんばろうって言ってきたのは、  みらいをよぶためなのよ。  いまが、そのときなのよ。  むかしでもいまでもない、どこかにつながる  ところに、みんなでいくのよ。」 「かなしみにめーするの!  だれひとりしななくても、おはなしはおわる  のよ。」 「それが、せかいのせんたくなの。」 (のぞみは、大きくうなずいて声をあげた。) 「もういちどたつのよ。  たちなさい。  なっちゃんをたすけるの。」 「ばんぶつのせーれーがどうか、しらない。  うんめーがどうだかわかんない。  ぶとうがどうとか、きいてないっ。」 「でも、○っちゃんは、  たちあがるのよ。のぞみがそう決めたから。」 「それが、せかいのせんたくなのよ。  のぞみがきめたの。  せかいは、良くなるのよ。ぜったいに。」 「たちなさい!」 選択肢 [血を吐きながら腕を動かす。]-[だめだといって首をふる。] 「たちなさい!」 選択肢 [歯をくいしばって足を動かす。]-[だめだよといって目をつぶる。] (のぞみは大きく息を吸い込んだ。) 「たちなさい!」 選択肢 [血を吐きながら準備オッケー。]-[くそったれ、どうせ死んでるやってやる。] (1耐久力だけ、回復します。) ブータ「ニャー!」 「ニャー!」 (…もう1耐久力だけ、回復します。) 壬生屋「この古い血に残る最後の力を…  未来に!」 (さらに1耐久力だけ、回復します。) 来須「…俺も賭けよう。  まだ勝負は終ってない。」 (1耐久力だけ、回復します。) (あなたのクラスメイトが、声をあげています。  全部あわせても30になりませんが、  これが最後のチャンスです。) ●???撃破 狩谷「なんでぇぇぇ、  僕だけがぁぁぁぁ、  なんでぇぇぇぇ ぶー 坂上「○○機、???を撃破!」 ●スタッフロール (書いてません(汗)) ●スタッフロール直後 (坂上はコックピットに取りついて、  顔を近づけた。) 「…ループが、解けましたね。 「どうも私が、勘違いしていたようですね。  竜がループさせていたのではなく、  あなたがループさせていたわけだ。」 「世界を、救うために。」 「私の方に、先ほど任務終了の命令が来ました。  これでこの身体ともお別れです。」 「ありがとう。これは、彼らの教師としてね。  私も長い間寄生するうちに、情が移った。」 「…私の次の任地は第6世界になりそうです。」 「それから、これは友人としてですが…。」 「半実体形成器がどこから流れてきたか、  分かりました。あれはどうやら、銀河中心の  戦争で使われたもののようです。」 「残骸とともに第6世界に流れ着いたものが、  サンカウ・ワールドタイムゲートを抜けた  のでしょう。 「次は、異星人との戦争ですよ。」 「…では、これで。」  完全なる青が許せば、また共に戦いましょう。」 [この世界は、どうなる?] ->[どっちの坂上だ?] 「さあね。でも、  どちらでもいいんじゃないんですか?」 (坂上は笑うと、動きを止めた。) (ノイズ音) 「はっ、私は…。  そうだ! 中村くん、中村くん!  …大丈夫ですか!」 ●ホールにて  黒服の人間達が延々と整列するホール。  壇上で一人背を向けて、パイプオルガンを  弾く白い服の男。  点には星空が映され、それが次々と青く  染め上げられていく。 EF「第4世界、ベルカイン作戦失敗。 共和国への介入は成功。 実質的な操作は成功です。」 KA「第6世界、火星水質管理会社のシェアの 67%を掌握しました。」 「一社ほど、零細企業が粘っていますが、  じきに制圧します。」 DC「第2世界東方三王国、オデッセイを制圧しま  した。主用なメンバーは自決しました。」 「今後、中央世界の高官との接触を開始します。」 「第5世界は、どうした。第5世界は。」 WA「…GA。」 GA「…第5世界。完全失敗です。」 「セントラル・ワールドゲートを封じられ、  派遣した全フットワーカーは全滅しました。」 WA「どういうことだ。」 GA「…申し訳ありません。原因も不明です。 田神…GSが裏切った可能性もあります。」 WA「馬鹿が。」 GA「まったくです。」 WA「愚か者め、貴様の管理責任を言っている!」 (BANG!) GA「ひっ!」 WA「騒ぐな。たかが辺境世界の一つで!」 「…千人委員会や世界調査局以外にワールド  トランスファーを行う組織があるのか。  …いかがなさいましょう、ブランカ。」 (白は、静かに微笑んだ。) (天井を見上げる。赤くなっていく、一つの星。) 白「…DC。」 DC「はっ!」 WA「バーミアン・ワールドゲートを使用せよ。  <彼の遺跡>と共に、敵を探せ。」 DC「御意。」 白「友よ。…悲しいな。この程度の反抗とは。」 WA「は?」 (白は、パイプオルガンを弾く。) (ホールに音楽が、流れていった。) >アナタの働キニヨッテ第5世界ハ  救ワレタ。本OVERS−SYSTEMヲ  終了サ、次の指令ヲ待テ。